残置物があるまま家を売却をしたいという依頼は多いです。
相続した所有者が遠方に住んでいる場合や、高齢の所有者が施設に入居してしまった場合に
自分たちで残置物の処分をすることが難しいからです。
中古の一戸建てを高く売却したい、急ぎで売却したい、とお悩みになられていませんか?
不動産は購入することよりも売却することのほうが、難しいものです。
どこの不動産会社に任せたら良いのか、どれぐらいの金額で売れるのだろうか、特定の期日までに売却しなければいけない、買い手がつかない場合はどうしたらよいのか
家を売るためには、しっかりとした準備と計画が必要です。
このページでは家を高く売却するポイント、不動産買取業者の選び方、難あり物件や築古物件の売却、処分の方法、空き家問題などについても、まとめさせていただきました。
Step 1
家を高く売却できないの? 大手不動産会社に査定してもらった金額で売れないのは何故? というお悩みの方は多いです。
家を相場通りの金額で売却できるかどうかは、売り出すタイミングや時期も重要ですし、不動産会社の販売方法や広告方法によっては中々売れないこともあります。
お盆休みがある8月や年末年始の1月、12月の閑散期においては、不動産会社が力を入れて販売活動を行ったとしても、まったく内覧者があらわれず空回りになってしまうことがあります。
これから買換えする方、相続した方、家を処分したい方、お客様の立場や事情によって売却金額や時期はことなるでしょう。
それぞれの事情や時期に応じた、販売計画が必要です。
下記のページでは家を100万円でも高く売却するためのポイントと、不動産仲介会社に査定依頼する際の注意点、家が売れない場合の改善点をまとめています。
媒介契約や坪単価、値下げについて、知っておいてほしいページもあります。ぜひご参考くださいませ。
一般媒介契約か(専属)専任媒介契約か、家を売却する時にどっちを選ぶ? |
一戸建てを高く売却する為のコツ | 家を高く売る九つの方法【売却/相場】 |
不動産の無料査定を依頼する際に知っておきたいポイント | 不動産一括査定サイトを利用する上で5つの注意点【全10サイト】 |
一戸建てを売却してマンションに住み替える、買い替える |
坪単価いくらで家を売るべき?【土地価格/建物の坪単価】 |
建物診断をおこなって物件を売るには【インスペクション/メリット】 |
不動産の販売価格の値下げのポイントや時期【一戸建て/マンション】 | いらない古家付き土地や更地を寄付、引き取り、処分するには |
Step 2
一戸建ての買取業者の選び方をご存知でしょうか?
一戸建ての買取業者は多くあります。築古物件なのか、賃借人付きなのか、土地の大きさや形状、接道に問題はないかどうか
土地の道路付けが悪ければ、買取金額が出せない不動産会社もあります。
築古物件でも土地が大きければ、戸建て用地として建売業者が高く買い取ってくれることがあります。賃借人付きであれば、収益物件を扱ってる買取業者が利回りを基準として買い取ってくれることもあります。
接道に問題がある再建築不可物件、また既存不適格物件や狭小物件の場合であれば、買取業者も限られてきます。
もしも、買取業者の利用を検討している場合には、契約内容や条件については事前に確認しておきましょう。金額だけではなく、更地渡しや契約不適合責任の有無があります。
また買取業者と直接取引をする場合には仲介手数料はかかりませんが、すべての買取業者が信用できるとは限りません。上述しました契約内容や決済までの期間等をしっかり確認することです。
まずは、複数の買取業者に査定依頼をお願いして、買取金額と条件を比較してみましょう。
戸建ての買取会社で3000万円以上で買い取ってくれる不動産会社 | 東京の不動産買取会社~高額査定をしてくれる会社の選び方 |
再建築不可買取~当社が再建築不可を高く買い取る4つの理由 | 連棟式建物や長屋の住宅を売却、買取してもらうには |
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Step 3
家を売却しようと思ったら、色々と売れない問題が出てきてしまい、悪戦苦闘している…とお悩みをかかえていませんか?
築年数が古くてボロボロになっている建物、旧耐震基準で建ぺい率や容積率がオーバーしている、周辺環境に問題がある、以前に事件や事故があった
上記などの事情により、家を売りに出しても半年から1年以上、売れなくて困っていませんか?
中々売れないということは、せっかく内覧者があらわれても相場より価格が高すぎると判断されて、買い付けや申し込みが入らないパターンがほとんどです。売り出してから長期間もあいてしまってる場合には、周辺相場や類似物件の価格を確認したうえで、販売価格の見直しをおこないましょう。
事故物件や再建築不可物件、借地権などは買取業者を利用したほうが売主にとって都合が良い場合もあります。
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Step 4
空き家問題が深刻化している中で、国土交通省は空家等対策の推進に関する特別措置法の施行や、空き家の寄付の促進に取り組んでいます。
少子高齢化が進む中で、空き家や空き地が年々増えてしまい、維持管理できない所有者も増えているのです。
特に東京等の都心部を除く、地方や田舎のエリアにおいては、どんなに安く売りに出しても、買い手がつかないことがあります。
更地にしてしまうと固定資産税が高くなってしまうデメリットがあり、ボロボロの空き家が増えている一因となっています。
但し、空き家のまま長年放置していると、建物の倒壊や火事の危険性が高くなるばかりでなく、建物の劣化により買い手が少なくなってしまいます。
空き家の所有者は維持管理ができなく手に負えないのであれば、早い段階で売却をするのが一番です。
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残置物があるまま家を売却をしたいという依頼は多いです。
相続した所有者が遠方に住んでいる場合や、高齢の所有者が施設に入居してしまった場合に
自分たちで残置物の処分をすることが難しいからです。
不動産売買の目的物に隠れた瑕疵があったときは、売主は瑕疵担保責任を負います。
瑕疵とは
家を利用する上で、通常有すべき品質や性能を欠いてる状態のことをいいます。
雨漏りやシロアリ、土壌汚染、地中埋設物のような物理的瑕疵もあれば、
過去に事件や事故などがあった心理的瑕疵、
周辺に騒音や排気ガス等を出す工場がある環境的瑕疵、
建て替えが出来ない土地等の法的瑕疵があります。
販売価格が高くて、販売してる不動産が半年から1年も売れ残ってしまうことがあります。
売れ残りの原因として、売主の希望価格が高すぎる、もしくは不動産会社が価格設定をまちがえていることがあります。
当たり前の話ですが、相場よりも価格が高ければ不動産は売れ残ってしまいます。
東京の不動産は、地方の不動産と違って、需要がある為にどの地区でも売買が頻繁おこなわれています。
成約事例や成約価格、取引事例なども多いために、その物件の販売価格が高いか安いか判別がつきやすいです。
高いと判別された物件は、たとえ東京の物件でも売れ残ってしまうのです。
短期間で不動産を売る場合には、不動産業者による買取または、現金決済してくれる買い手を探すことになります。
「売り出してから半年、1年も経ってしまった、不動産会社から内覧等の報告をまったく受けていない…」と相談に来られる方もいらっしゃいますが、
その多くは価格設定を高くしてしまっていることが原因となっています。
密集市街や古家が立ち並んでいる地域では、建物が隣地境界を越境していたり、他人地に水道管や排水管が越境していることもあります。
そのような土地は、隣人から建物の越境物の撤去を求められたり、上下水道の配管の移設を求めらえることもあるでしょう。
売主や不動産会社は買い手に対して説明義務を負いますので、上記のような物件を何も説明せずに買い手に売却をしてしまった場合には賠償義務を負ってしまうことになります。
こういった隣地越境の問題は、近隣トラブルの発生の元となりますので、不動産売買をする前に当事者のヒアリングや覚書等の対応が必要となってきます。
施設に入ってしまった高齢者である親の不動産を売却したくても、売却できないことがあります。
例えば、親が認知症になっていて介護が必要な状態になっていれば、まずは成年後見の申立てをしなくてはいけません。
建物の登記をすることは不動産を新築または取得した方の義務です。
不動産登記法では、建物を新築または取得したものは表題登記の申請をするように定められています。
表題登記とは・・・不動産登記簿に表題部が設けられ物理的状況(所在・地番・家屋番号・種類・構造・床面積・所有者)を明らかにする登記です。
新築した建物は1か月以内に表題登記をする決まりがあります。
家や不動産を売りたい時に最低限知っておきたいことをまとめました。
はじめて家や土地を売る方も、ぜひ最後までこちらのページをご覧くださいませ。
売ろうと思ってる物件は、土地でしょうか? マンションでしょうか?
土地や戸建てなのか、区分マンションなのか、収益物件なのかで、売り方や売る時の必要書類も変わってきます。
家や土地を売り出すときには、隣人に売ったほうが相場よりも高く売れる場合があります。
隣人が地続きの土地を買うことで、隣人が所有する土地の価値も上昇するからです。
家を売却するときにかかる諸費用の中で、売主負担が大きいものは仲介手数料です。
物件価格によって不動産会社に支払う仲介手数料の上限は異なります。不動産会社に支払う仲介手数料は20万~30万円程度の場合もあれば数百万円になってしまう場合もあります。