映画やドラマに出てくるようなオシャレなマンション、斬新なデザインのマンションに一度は住んでみたいと思ったことはありませんか?
どのような方がデザイナーズマンションを探されてるかというと、建築関係のお仕事、デザイン関連のお仕事、IT業をされてる方が割合的には多いです。
私もデザイナーズ物件の案内に同行するときに、まだ見たことがない物件であれば内見前からワクワクさせられてしまいます。
外観や内装にこだわりをもって建築されてされているのが「デザイナーズマンション」です。
多くの方は、家賃や広さ、間取り、設備、築年数、エリア等の条件を決めて、ごく普通の賃貸マンションを探されてるはずです。
似たような間取り、量産品のクロス、フローリングをつかった賃貸マンションがあふれている昨今、内見した物件の中で比較検討するとしたら、どちらが駅から近い物件なのか、どちらが築年数浅くて広いのか、どちらの設備が使いやすいか、そんなところでしょう。
人生の中で一度ぐらい、デザイナーズマンションに住んでみてはいかがでしょうか?
デザイナーズマンションの内見は、とても楽しいものですよ。
こちらのページではデザイナーズマンションの基礎知識や探し方についてお伝えしたいと思います。
1.デザイナーズマンションを探そう
理想のデザイナーズマンションに住んでみたいと思っても、東京の賃貸物件でデザイナーズマンションを探すことは簡単ではありません。
それにタワーマンションや高級レジデンスと同じように、家賃は高く設定されていることが多いです。
デザイナーズマンションは芸能人や有名人、経営者や個人事業主が住んでいることが多く、管理会社は中高所得者層にターゲットを明確にしており、家賃が15万円から20万円以上するような物件が多いです。
1-1.デザイナーズマンションとは
デザイナーズマンションとは、建築士や設計者が既存の住宅とは異なるデザインを設計して、物件によっては建物の材料を自然素材のものに、また外観等のディティールにこだわって建てられています。
ただ、デザイナーズマンションには明確な定義はなく、簡易的なリフォームやリノベーションをしただけで、デザイナーズマンションとうたって賃貸募集している不動産会社もあります。
賃貸物件の中からデザイナーズマンションを探す場合には、物件情報サイトの写真を見るだけでなく、直接内見して外観や内装のデザインを見てみましょう。
理想とするデザイナーズマンションはかならず見つかるはずです。
ただし、デザイナーズマンションといっていいのかどうか、疑問を感じてしまうマンションは多いです。
色合いが目立つクロスに張り替えてるだけ、照明をレールライトにしてるだけのマンションでも、デザイナーズとうたってるかもしれません。
デザイナーズマンションとは下記のような物件です。
- 猫足バス、眺望ビューがあるバス、ホテル仕様のバスである物件
- メゾネット仕様で床から天井まで大きな窓がある物件
- 無垢材や自然素材がつかわれている物件
- 内外装コンクリート打ちっぱなし、天井高があり、レールライトが備え付けられ、外国風のキッチンがある物件
- テラスやルーフバルコニー、中庭など心地よい空間がある物件
- ガラス張りの建物で開放感がある物件
1-2.デザイナーズのデメリット
既存の住宅とちがい、デザインや見た目を追求した物件では、機能や間取りにデメリットがあるかもしれません。
デザイナーズマンションにありがちなデメリットを例に挙げてみます
- 間取りがつかいにくい、デッドスペースがある
- 収納が少ない、クローゼットが無い
- カーテンや照明にお金がかかってしまう
- 家賃が高い
実際に住んでみたら、不便だなと感じてしまい、やむを得ず解約する状況になることがあるかもしれません。
間取り、広さ、立地や周辺環境という大事なポイントを押さえつつ、デザイナーズマンションを探していきましょう。
1-3.人気のある物件の特徴
立地が良くて、おしゃれな物件には芸能人やモデルの方が住んでいるという、情報も入ってきます。
特に麻布や青山、渋谷区・港区といったエリアでは、家賃が20万円から30万円以上しますが、好立地で友人や知人を招待しやすく、事務所利用可の物件も多いため、立地が良いデザイナーズマンションは交友関係が多い経営者の方が住んでいたりします。
デザイナーズマンションを探してる方は、お洒落な物件だけでなく、変わった物件やリノベーション物件も、ぜひ内見してみてください。
人気のある物件とは単純にお洒落な物件というだけでなく、居心地の良さや優雅さ、静けさなど特別な雰囲気を感じさせてくれることがあります。
2.デザイナーズの賃貸マンションの探し方
これからデザイナーズの賃貸マンションを探そうとしている方は、不動産ポータルサイトや不動産会社のホームページで物件情報をいろいろと目にすると思いますが、
本当にデザイナーズマンションなのか、また空室なのかどうか信用できないこともありますよね。
募集中のお部屋もありますが、すでに終わってる物件や古い物件の情報が掲載されていることもあります。
古い物件情報を参考にして、不動産会社に行ってみるとすでに終わっていて、別の物件を紹介されることもあります。
デザイナーズマンションとは、既存の住宅とは違い、変わった物件やお洒落な物件であるため、他の物件と代替えできるものではありません。
不動産会社に物件探しを頼るだけでなく、デザイナーズ企画、管理してる会社に直接問い合わせてみる方法もあります。
2-1.不動産会社に探してもらう
賃貸物件を扱っている不動産会社はたくさんありますが、不動産会社によって、デザイナーズマンションを探せる会社、探せない会社があります。
10万件という膨大な賃貸情報の中から、1個1個、デザイナーズマンションかどうか確認して、お客さんに物件資料を送っている不動産会社もあります。
デザイナーズマンションを探せる不動産会社は、デザイナーズ物件を取り扱っている管理会社を多く知っています。
もし、デザイナーズマンションを探せる不動産会社に依頼したいのならば、デザイナーズ物件をホームページに沢山掲載している不動産会社にお部屋探しをお願いするのが一番良いでしょう。
たくさんのデザイナーズ物件を紹介してきた実績があるからこそ、管理会社の情報も熟知してるはずです。
2-2.有名な管理会社の物件を日々見ておく
管理会社に直接物件の問い合わせをすることもできます。管理会社のホームページに掲載されてる物件情報は、正しい空室情報が掲載されています。下記以外にもデザイナーズ系の管理会社はありますが、一部こちらのページに掲載させていただきます。
デザイナーズマンションの仲介、管理をされている不動産会社です。
デザイナーズ物件を企画、建築家から依頼された物件を仲介、管理されている不動産会社です。
デザイナーズマンション カスタリアシリーズを管理してる不動産会社です。
2-3.紛らわしいデザイナーズの表記
紛らわしいのが「え? これってデザイナーズマンションなの? 普通のマンションでしょ? 」という物件です。
AthomeやSuumo、Home’sなどの不動産ポータルサイトでは、不動産会社が掲載してる物件を目立たせるために、ふつうの賃貸マンションをデザイナーズ表記してる場合があります。
デザイナーズマンションを探してる人からしたら、わざわざ時間つくって内見をしたのに普通のマンションだった・・・非常にがっかりさせられるオトリ広告と感じてしまうものです。
不動産会社とメールのやり取りをしてる場合には、写真1枚や2枚だとデザイナーズマンションかどうか判断がむずかしいため、物件の外観や内装写真8枚から10枚以上を事前にメールでもらっておきましょう。
写真が多ければ多いほど、デザイナーズマンションかどうか判別できるはずです。
2-4.SOHOに適した物件
デザイナーズの賃貸マンションは事務所利用可、SOHO可の物件が多いです。
ワンフロア独立タイプ、メゾネット仕様、ガラス張りであれば、開放感があって、IT業やデザイン業の方から好まれます。
もしも、事務所物件、SOHO物件を探すのであれば、事前に事務所利用やSOHOが問題ないかどうか、確認しておきましょう。
さいごに
お洒落なデザイナーズの賃貸アパート、賃貸マンションはたくさんあります。
高級仕様、メゾネット仕様、古民家をリノベーションした物件、ガラス張りの物件、たくさんの物件を内見してみましょう。
一度は住んでみたいと思うデザイナーズマンション。ぜひ住んで良かったと思えるような賃貸物件を見つけ出していただければ幸いです。