予算20万円で床フローリングの張替え工事する

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1.フローリング工事をする前に

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LDKや洋室・廊下等は毎日、家族が使う空間です。

床やフローリングが新しくなることで、お部屋の印象はガラッと変わるものです。

15年から20年位でフローリングの張り替えの目安です。

 

健康志向の高まりから、無垢のフローリングなど床材も豊富になっています。

 

1−1.フローリング工事をする目的

フローリングの工事をしたいという目的はいろいろあるでしょうが、下にいくほど予算は高くなります。

  • フローリングの劣化してきた、床がふわふわしてきた
  • カーペットからフローリングに変えたい
  • 和室を洋室にリフォームしたい
  • 子供の健康の為に無垢材にリフォームしたい
  • 断熱材をいれたい、床暖房を入れたい

また古家の場合には床下補強工事が別途必要になります。

 

1−2.床の状態

フローリングが浮いてきたり、はがれてきたり、反りがでてくれば、フローリングの張り替えの目安です。

張り替えをしておきましょう。

 

中古戸建てで今まで一度もフローリング工事をされてこなかった物件は下地の交換や根太(ねだ)の補強や幅木の取替えが必要になってきます。

フローリングで床鳴りがする場合は、床板の変形か下地の合板がすれている場合が多いです。

一度床張り前に下地の釘締めを行います。

 

1−3.床下をチェックしておく

数年おきに床下の点検や補修工事をされてる方は問題ないでしょうが、

長年床下をメンテナンスされてない方は床下のチェックと補強工事もしておくと良いです。

 

床下には基礎や土台、束、束石、大引、根太があります。

シロアリの確認や木部の腐朽の確認、薬剤散布などしておきます。

床下のメンテナンスをすることが家を丈夫にすることができ長く住み続けられるのです。

 

2.フローリングの張り替え工事

フローリングの工事方法として、既存の床材の上に新しい床材を張る(重ね張り)工事と、既存の床材を剥がして新しい床材を張る(張り替え)工事があります。

床下や根太に問題がなければ重ね張りでフローリングを張ることができます。

廃材撤去や手間も少なく済むため、工事費用は抑えられます。

 

また断熱材を入れたい場合には張り替え工事をしておきましょう。

築年数が30年以上経ってる一戸建ての場合には、重ね張り工事でなく張り替え工事をしておきます。

長年床下補強をしてこなかった古家は床下のチェックと補強工事をしておかないと危ないです。

 

2−1.床材は豊富にある

集成材や合板の複合フローリング、無垢材の単層フローリングなどがあります。

一般的な住宅では合板の複合フローリングがつかわれています。

無垢材に比べて、コストがおさえられ遮音性や耐久性が高い商品が多いです。

商品の種類も多く、フローリング材によって遮音等級の違い、またペット対応・床暖房対応などの商品があります。

無垢材では、国産材のスギやヒノキ・マツなど針葉樹系などがあります。複合フローリングに比べて重厚感あり、インテリアにも映えます。

 

化学物質等を含まないため、子供にも良く、寝転んだり素足でもべたつかず歩きやすいです。

防湿効果があり、床下や基礎の湿気対策につながります。なるべく厚さは15mm以上のものが良いです。

またやわらかく、傷がつきやすい無垢材もあります。無垢材にあった塗料を塗っておきましょう。

 

2−2.リビングに適した床材

リビングやダイニング、水回り、寝室に応じて床材を選びましょう。

特に水回りの床は汚れや傷もつきやすく、複合フローリングやクッションフロアにされる方は多いです。

リビングは家族が一番集まりやすいところです。素足でも寛げる無垢材のフローリング、デザインも豊富で色々選ぶ複合フローリングがあります。

また車いすをご利用される方やペットがいる方、床暖房を設置する等の目的に応じてフローリングを選びましょう。

 

2−2.和室から洋室に、畳からフローリングに

6帖の畳からフローリング工事をするとなると、畳の撤去処分約10000円から20,000円かかります。

また畳は断熱効果があるため、フローリングにかえる場合には断熱材を入れておきましょう。

 

畳を処分して下地補強をしてから、新規にフローリングを張ります。

それにあわせて、壁・天井をクロスに仕上げる、押入れをクローゼットに仕上げる、襖を引き戸や開き戸の建具にリフォームします。

畳からフローリングにリフォームする場合には約15万円から20万円かかります。

和室から洋室に上記のすべてのリフォームで総額50万円から70万円が一般的です。

 

2−4.床フローリングの工事費用

下記はフローリング材の価格+工事費用あわせての目安です。

複合フローリングの重ね貼りの場合には6帖/10万円から15万円

複合フローリングの新規貼りの場合には6帖/15万円から20万円

無垢フローリングの新規貼りの場合には6帖/20万円から30万円します。(無垢材によって費用もかわってきます)

また古家の場合には新規張り替えでないと対応が難しい場合も多く、根太の全面取替えや床下の補強工事、撤去代など別途かかる場合があります。

 

3.DIYでフローリング貼りを行う

フローリングやクロスの張り替えぐらいなら自分でやるという方も多いです。

ただ、はじめてDIYで行う方は大変なので、連休がとれるときに家族の許可をとって行いましょう。

 

古家の場合には下地補強など素人の方にはたいへんですが、根太の補強程度であれば、十分に可能です。

ホームセンターなどで安い物だと床材は坪4000円から5000円で売っています。

 

既存の床材をはがして、床の下地材や根太を交換また断熱材をいれて、新たなフローリング材を釘打ちします。

大工工具などすでにお持ちであれば、DIYで3万円から4万円の費用で足ります。

 

3−1.長くつかう為にもメンテナンスはしよう

フローリング材は15年から20年が張り替えの目安ですが、長く維持や綺麗な見た目を保つためにも定期的なワックスがけを行いましょう。

ワックスがけは半年に1回綺麗に掃除をしてから重ね塗りを行うのが理想です。

 

3年から4年に1回は既存のワックスを剥離してから新しいワックスを塗ると良いです。

ワックスには美観目的だけでなく、傷や汚れをつきにくくするといった効果もあります。

床材(合板、無垢材)に応じて、ワックスを選んでおきましょう。

 

まとめ

床下に断熱材が入っていない中古住宅は多いです。サッシの交換や壁の断熱工事はもっと費用がかかります。

床のフローリング工事をするときこそ、断熱工事をしてしまうチャンスです。

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