借金を返せないので担保の不動産を売却して返済にあてる

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借金

 

家を売らずに借金を整理できることをご存知ですか?

 

不動産を売却する必要はなく、自己破産でもなく、個人再生という解決方法があるのです。

また、不動産評価が高いのであれば、安く競り落とされてしまうかもしれない競売にかけられないようにご注意ください。

目次

1.借金問題を解決しよう

2.担保に入れた不動産を高く売る

3.借金返済事例

さいごに

 

1.借金問題を解決しよう

生活のために、事業の為に、住宅のために、借金や借入をしてる人は多いです。

 

住宅ローンであれば低金利かつ長期間のローンのため、毎月の支払い負担は少ないです。

 

ただ、事業ローンやフリーローンなど短期間で借入をされてる方は返済負担が大きいです。

また消費者金融や街金、闇金といった違法金融などで高金利をされてる方もいます。連帯保証人をたてたり、不動産を担保に入れる方もいます。

 

はじめは小さな借金だったのに、借入が膨らんでしまい、返せなくなってしまう人や多重債務者になってしまう人は全国に約20万人以上います。

 

2010年に改正貸金業法が施行されてから、多重債務の方は少なくなりました。それでも、現在では借金問題を抱えている方は多いのです。

不動産を所有している方は、借金を返せなくなったときの不動産対策をたてる必要があります。

 

1-1.借金の担保に入れている

住宅ローン以外でも多額のローンや事業ローンを組むために、不動産を担保に入れている方はいます。

当社に任意売却や不動産査定でご相談をいただいたお客様の中でも、数百万円の借入に対して不動産評価が数千万円の物件を所有されてる方もいました。

 

不動産評価額のほうが高いのにもかかわらず、物件が差押えや競売にかけられてしまうことは非常にもったいないことです。

しっかりとした売却手続きをふめば、高く売れるかもしれない、相場通りで売れるかもしれない不動産を、安値で競売かけられてしまうことは非常にもったいないことです。

 

1-2.差押えが入ってしまった

任意売却

不動産の競売申し立て予告通知や開始決定通知が届いてしまうと、任意売却か競売で売却をされてしまいます。

金融機関からの督促や催告を無視していると、担保に入れている不動産に差押えが入ってしまい強制的に売却されてしまうのです。

 

ここまでの段階になると、高く不動産を売却する営業活動すら難しくなります。

高く売却する為の営業活動には、販売期間が必要だからです。(現地物件周辺への営業活動、宣伝活動、チラシや折り込み広告活動)

借金の返済が苦しくなってきたら、はやめに販売対策をとる必要があります。

 

 

1-3.マイホームは守ろう

担保に入れてしまったマイホームや家を何とか売らずに守りたいという方もいるでしょう。

長年住んできた家、親の代から引き継いだ土地建物を簡単には売りたくないはずです。

 

事業ローンの場合には、はやめに金融機関や借入先に相談をしてリスケジュールを組んでもらう、または他の金融機関に借り換えなどを計画することです。

個人で借入をされている場合には、担保に入れていない借金の部分を債務整理することで個人再生ができるかもしれません。

 

但し、住宅ローンに関しては銀行に相談して返済計画をみなおしてもらいましょう。住宅ローンの場合には、不動産を担保に入れてるし、残債額を減額してもらうことはできません。

 

住宅を売らずに家に住みながら、債務整理はできるのです。

個人再生である債務整理のメリット・デメリット

■メリット

・家を手放さすに借金の整理ができる

・債務が約1/5になるため、支払い負担が大幅に減る

・自己破産とはちがい、職業の制限を受けない

■デメリット

・ブラックリストにのるため、借入やカード等が作れなくなる

 

1-4.安く売るのはもったいない

競売や任意売却になってしまって、結果的に安く売ってしまうことになるのはもったいないです。

どうせ不動産を売るなら高く売却しましょう。

 

不動産を担保に入れている借金が返せない状況であるならば、どれぐらいで売却できるのか不動産会社に査定依頼をすることです。

1社だけでなく、複数社に査定依頼をしてください。

 

2.担保に入れた不動産を高く売る

不動産を担保に入れてしまってる場合には、借金の返済がむずかしいのであれば、不動産を高く売却して一括返済してしまいましょう。

債権者に競売にかけられる前に、はやめに不動産売却の対策をたてます。

不動産を担保に入れていないのであれば、個人再生などの債務整理などの方法もあります。

 

2-1.借金の種類や金額を把握する

借金を整理する方法として、任意整理・個人再生・自己破産の3つの方法があります。

不動産を所有しているのであれば、まずは個人再生を考えましょう。個人再生だと、家を手放さずに手続きがすすめられます。

 

ただし、不動産を担保に入れている借金であれば、個人再生は無理です。

まずは、借金の金額と種類(担保の有無、借入先)を整理して確認することです。借金とは消費者金融や街金だけでなく、カードローン・オートローンなども含まれます。

借金をすべてオープンにすることで、借金の対策や不動産の売却対策を計画しやすくなります。

 

2-2.不動産買取業者に高く買い取ってもらうには

個人再生がむずかしい場合には、不動産会社に買い取ってもらうのも一つの手段です。

最短で3日など不動産の現金化をはやく行ってくれるため、話がはやいです。

 

一般に不動産会社に売却依頼を出した場合、3か月から6か月の販売スケジュールを組むことが多いです。

買いたいという個人の方があらわれても、住宅ローンの審査や売買契約、銀行でのローン契約など段取りが幾つものあるのです。

 

売買契約が白紙になってしまうこともあります。住宅ローンの審査の問題、買主側の事情、または隣地との境界確定ができなかったためによる白紙解約等

不動産買取業者では、そのような白紙解約がないため、安心して早く売ることはできます。

デメリットとしては、売値より安くなってしまうことでしょう。

 

 

2-3.売却のスケジュールを決める

借金よりも不動産評価が高い場合には、債権者の同意は簡単に得やすいです。

任意売却と同じように不動産業者に金融業者と交渉してもらう、もしくは不動産売却による返済計画を相談しておくことです。

 

当社でも不動産の売却の相談をお受けしております。

不動産の種類(土地、戸建て、マンション、ビル、アパート等)によりますが、3か月から6か月の販売計画をたてて相場以上の金額で売却をして借金返済をすることが理想です。

 

3.借金返済事例

不動産を担保に入れている方は、不動産を売却せざるをえません。

個人の方で不動産を担保に入れていなくても、不動産を高く売却できるのならば売却して返済にまわしたいという方も多いです。

個人再生をしてしまうと、ブラックリストにのってしまうからです。

 

下記2つの事例を紹介させていただきます。

3-1.事業の借金600万円に対して

事業による借金600万円をかかえていた方のケースです。

築年数40年前後、2項道路に約1.8mしか接していない難ありの古家でした。

当社による不動産の買取できる金額が他社よりも高く出せましたので、1500万円で直接買い取りをさせていただきました。

その後、お客様は引っ越しをされてから事業をいったん整理して、無事に再就職をされておりました。

現金もしっかり残すことができたため、問題なく再スタートをきることができていらっしゃるかと思います。

3-2.消費者金融などで300万円

消費者金融で200万円、カードローン・オートローンで300万円かかえていた方のケースです。

改正貸金業法が施行されてからは、年収の1/3を超えた場合に新規借り入れが出来なくなるため、多額の債務をかかえる方は少なくなりました。

それでも、借入をされてる最中にリストラや事業倒産などで、返済が難しくなってしまった方はいます。

 

この方は不動産に担保が入っていなかったため、当社提携の司法書士に個人再生のご相談されることを提案させていただきました。

ただ、お客さんのほうで不動産売却を検討されていたため、個人再生せずに不動産を売却して借金を一括返済をされました。

個人再生をすると、ブラックリストにのってしまうデメリットがあります。

 

さいごに

借金の種類や金額、状況におうじて、不動産を売却するか個人再生をするか検討しましょう。

どちらにしても、はやく借金の対策をしないと、事態が深刻になってしまうことがあります。

 

当社では司法書士や弁護士とも提携しております。お気軽にご相談くださいませ。

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